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ゼファーさんより短編小説 :「Brother & Sister -If you want-」(第2話)
Wind GRIMOIREさんから”姉萌え”短編小説第2話、頂いちゃいました♪
なんか、『幸せっ♪』いっぱいの雰囲気ですね~♪
ありがとうございますm(_ _)m

ではでは、本編にど~ぞっ♪





夜。多くの桜が咲くと有名な公園に裕太と沙希はいた。しかし、もう花見のシーズンは過ぎて
おり、ほとんどの桜は散っていた。しかし、そんな事は二人は気にしておらず、公園の中を
歩いていた。沙希が先頭を歩き、裕太はその後ろを丸くまとめたシートと沙希手作りのお弁当が
詰め込まれたバケットを持ちながら付いていった。
 
「お姉、まだ歩くの?」
 
意外に大きい公園の奥を歩くのが不安になったのか裕太が聞く。
 
「もうちょっとだよ。もう少し歩いたらとっても綺麗な場所に着くから」
 
笑顔で言う沙希に何も言えず、黙って付いていった。
 
-でも、これは俺にとってとても大切なお姉との思い出となった…
 
 
Brother & Sister ~If you want....~
 
第2話 「誓いの花見」
 
 「ねぇ、祐ちゃん。花見しない?」
 
沙希がそう言ったのはもう4月下旬。もうほとんどの桜の花が散る頃の話だった。
 
「…お姉、普通そう言うのって二週間前ぐらいの話じゃないか?」
 
リビングでくつろいでいた裕太はあきれ顔で沙希に言うが、沙希はいつも笑顔で
 
「良いの、良いの。ちょうど今が良い時期なんだ~」
 
少女のような笑顔で沙希は言う。沙希の言葉に疑問に思いつつも裕太は沙希の花見に
同意した。
 
「祐ちゃん、ありがとう~。じゃ、腕によりを賭けて祐ちゃんが大好きなものを作るから
楽しみに待ってていてね」
 
と、裕太のおでこに軽くキス。それに驚いてあたりを見回す裕太。今は母親がいるはずなのだが
運良くキッチンにいたので裕太は安心した。沙希は鼻歌まじりにキッチンに向かった。
 
 
 と言う理由で時期はずれな裕太と沙希の花見が決行されたわけである。
どんどん公園の奥へと先へ行く沙希。すると、公園の端に着いた。
 
「お姉、もう公園の終わりじゃないか…」
 
と、後ろで裕太が愚痴るが、沙希は辺りを見回すと、何かを見つけたようで公園の柵を越えて
行った。裕太は驚いた。裕太の記憶が正しければ、今沙希が向かったのは裕太達が住む街
では『富士の樹海』と言われるほど大きな森林だった。それを気にせず入っていく沙希を心配し
て裕太は駆け足で沙希を追った。
 
「あ姉、この道で本当に大丈夫なのか!?」
 
「大丈夫だよ。…私の記憶が大丈夫だったらあれはこの先にあるから…」
 
と、どんどん獣道を行く沙希。それに必死に着いて行く裕太。それが何十分も続いた頃…
 
「…え、…マジで…?」
 
裕太は獣道が急に開けた瞬間、思わずその光景に感嘆した。
 
「良かった~。まだ咲いていたんだ~」
 
沙希は嬉しそうに言いながらそれに近づいていった。裕太達がみたもの…それは
四月下旬なのに満開に咲く、大きな桜の木だった…。
緑の木々に囲まれた場所に唯一咲いている桜。その光景は異様で、そして美しかった。
裕太はそれに魅せられ言葉がなかった。
 
「これを裕ちゃんに見せたかったんだ~。まだ私が大学生の時にちょっと冒険して
このあたりの森林の中を歩いていたらこれを見つけたの。すごい大きくてその時は葉桜だった
けど、すごい綺麗だったの。…まだこの時期にこんなに咲いているのは、周りの木々がこれを
気温の変化とかいろんなものを守っていると思うけど…。どうかな、裕ちゃん?」
 
「…こう言うのを、言葉が無いって言うのかな? すげぇ…、素直に感動した…」
 
口が開いたままその桜を見上げる裕太に、沙希は嬉しそうに微笑んだ。
 
「ふふ、ここに裕ちゃんを連れてきて良かった。…さて、ご飯にしようか」
 
と、沙希が言うと、裕太は惚けていた顔を戻し、桜の木の根本の近くにシートを広げて
四方に石を置き、風などでシートが飛ばされないように固定する。
 
「…ありがとう、裕ちゃん。ふふ、こんな風に一緒にこの桜の木の下でご飯を食べられる
なんて夢みたい…」
 
バケットを開けると、香ばしい香りが裕太の鼻孔をくすぐった。サンドイッチに今時珍しい
タコさんウインナー、鶏の唐揚げ、新鮮なレタスのサラダがバケットに詰め込まれていた。
 
「…そう言えば、初めて俺、お姉の弁当食べる気がする。お姉が料理できるって事は
知っていたけど、実際に食べるの初めてだ」
 
「…うーん、そうだね。…前まで私、仕事が遅かったからあんまり裕ちゃん達と一緒にご飯
食べていなかったからね。その時かな、自分で料理していたの。…寂しかった…」
 
「お姉…」
 
「でも、今は大丈夫だよ。私には裕ちゃんがいるから…。さ、食べて」
 
「あ、うん…」
 
と、裕太は最初はサンドイッチを手に取る。トマトにサラダに使われているレタスにハムという
オードソックスな作りだが、作り手の心がこもっていそうな一品だ。
一口入れると、本当に美味しかった。母親が作るものも良いが、好きな姉が作ってくれた
サンドイッチは格別であった。
 
「…うわ~…美味い。美味しいよ、お姉!」
 
「裕ちゃん、ありがとう。…ふふ、一生懸命作って良かった~。じゃ、次はこれ、あ~ん」
 
と、沙希はタコさんウインナーをフォークに刺し、裕太に食べさせようとした。
 
「…」
 
裕太は恥ずかしそうにそれを食べる。口をモゴモゴさせる裕太を見ながら、沙希は笑みを
浮かべながら裕太を見つめる。
 
「ん…どうしたんだ、お姉?」
 
「幸せだなって思ったの…。裕ちゃんとこんな風に一緒にいれて…」
 
そっと裕太の隣に移動し、沙希は裕太の肩に寄りかかる。沙希の長い黒髪が風に
なびき裕太の頬をかすめる。
 
「…約束しただろ? 俺はお姉がずっと笑顔でいられるよう、俺はずっと側にいるよ」
 
と、裕太は沙希の髪をかき上げて、沙希の頭を撫でる。それが心地良いのか、沙希は目を
閉じてそれを嬉しそうにしていた。
 
「…だからお姉、不安にならないで。一瞬一瞬の幸せも大切だけど、これからの
俺たちの“幸せ”を大切にしていこうな」
 
と、朝方の仕返しに裕太は少し沙希を離して沙希のおでこに軽くキス。
それに驚く沙希を見て、今度は沙希の唇に強引なキスをする裕太。
 
「…裕ちゃん、大胆だよ~」
 
嬉し涙なのだろう、すこし泣き顔で裕太に言う沙希。裕太は軽く沙希を抱き締めながら
 
「大胆なのは、お互い様。…まぁ、ちょうど良いかな。こんな神秘的な桜の木の下で
誓いを言うのは…」
 
「誓い?」
 
「うん。お姉と好き同士になって1ヶ月ぐらい経って言うのはなんだけど…。
あの時は『うん』としか言えなかったけど、今言わせてもらうよ。…ずっと
俺はお姉を愛するよ」
 
と言った瞬間、沙希の綺麗な瞳から涙が確認できるほど落ちる。それを見ながら
苦笑する裕太。
 
「お姉、泣くなよ~。…さ、早くお姉特性弁当食べよ」
 
「う…うん」
 
両手でゴシゴシと涙を拭き取りながら、普段の沙希に戻り、裕太と一緒に食事を
再開する。
 
幸せそうに一緒に食べる二人を見守るかのように桜の花が舞い散り、祝福した。
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